Virginia Slim Menthol
4月6日、午前6時30分。
「さささ、行くよ、ルミちゃん。 ラムを起こさないようにこっそりと、ね!」
「えーっ?お姉さまにちゃんとご挨拶してから行かないといけないんじゃないですかあ?」
「ダメッ、声が大きい! アイツのことだから二人で出かけたの知ったら雨くらい降らせかねん!
早朝こっそり出れば、多分起きたアイツが気付いて怒り出して、雨雲操作して雨降り始めるのが昼前後!
それまでの間に走っちゃうしか方法はないの! 行くよ! お話は冷や奴の中でね!!」
****************************************************
「よーし脱出成功! さあルミちゃん、ついに結ばれる時が来たね! どんなにこの日を待ったことか!!
朝里ですか、毛無ですか! いっそ石狩まで足伸ばしますか!!」
「えーっ! ルミ、景色のいいところがいいなあ。 ニセコにしましょうよぉお兄さまぁ!!」
「え?ニセコ?? やーまずは足慣らしだし、午前中にキメないと午後から雨降らされるのは間違いないし、
移動に時間かけてられないっつうかあ・・・・・」
「それでね! キレイなルミをいーっぱい写真とってもらうの!! キレイなお山にキレイなルミ!! ステキでしょー!!」
「いっ、いや、だからあ、今回は時間がないワケでえ! 写真だったらあとからいっぱい撮ってあげるからあ!!
ねっ、ずーっとお預け食らってもう辛抱たまらんワケ! お願い今回はすぐに・・・・」
「いやーん、お兄さまったらケダモノぉ!!
そんな血走った目でまたがられてアヘアへウヒハともがかれたら、ルミ、傷物になっちゃうう!!
そうなる前のキレイなカラダを残しておきたい乙女心、わかってくれないお兄さまなんて、キライになっちゃうゾ!!」
「わわーっ、わ-っかりましたわかりゃした!!
日は差してきそうにないし、羊蹄出てるかどうかもわかんないし、雪も腐って黒いの撒かれてるだろうしで
キレイに撮るには条件キビシイんだけどなあ・・・・・」
******************************************************
「おおーっ、見えるぜえ羊蹄!! んじゃまあ一発鉄板構図でお姿ご開帳~!!」
「やだわあお兄さまったらオゲレツなんだから! せっかくの清らかプリティボディなのにい!!」
「まあまあそう言わずに! 雪が融けて通行止めが解除されたらあの二つの山を右と左に見るデートもしようねえ!!」
「うふふ、ルミは山も得意なのよぉ!」
「つぎはお得意のボケまくり画! そこピンかよ!な。」
「お兄さまやっぱりヘンタイさんなんですねえ~。
こういう画を撮りたがる人は覗き趣味なんですよお~!」
「ラムは空色だったけど、ルミちゃんは純白で。 よしよし、うい奴じゃ!」
「さらにバカでしょお兄さま。 あーあ、ルミ、ちょっと考えちゃうなあ・・・・・」
「あい、最後はあのポーズで一発!!」
「・・・・・・・・・、お兄さま? ちょっとルミの方がちっちゃいんじゃない?」
「あ、わかった? ほら、おんなじとかでかくとかするとアイツうるっさいからさあ。 ね、ここはひとつ、顔を立ててやって!!」
「んもおー、だらしなあーい!! ゲンメツぅ!!」
「いよぉし!とりあえず今回はここまで! 次は天気のイイ時にバシッとね!!
ささ、それじゃ、ね?ね? どれどれルミちゃんのお味のほうは・・・・・・」
「あーあ、根本的に嫁いでくるとこ間違っちゃったのねぇー。 清純派のイメージ台無しぃ・・・・・・・・」
~当然ながらの、つづく~
「さささ、行くよ、ルミちゃん。 ラムを起こさないようにこっそりと、ね!」
「えーっ?お姉さまにちゃんとご挨拶してから行かないといけないんじゃないですかあ?」
「ダメッ、声が大きい! アイツのことだから二人で出かけたの知ったら雨くらい降らせかねん!
早朝こっそり出れば、多分起きたアイツが気付いて怒り出して、雨雲操作して雨降り始めるのが昼前後!
それまでの間に走っちゃうしか方法はないの! 行くよ! お話は冷や奴の中でね!!」
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「よーし脱出成功! さあルミちゃん、ついに結ばれる時が来たね! どんなにこの日を待ったことか!!
朝里ですか、毛無ですか! いっそ石狩まで足伸ばしますか!!」
「えーっ! ルミ、景色のいいところがいいなあ。 ニセコにしましょうよぉお兄さまぁ!!」
「え?ニセコ?? やーまずは足慣らしだし、午前中にキメないと午後から雨降らされるのは間違いないし、
移動に時間かけてられないっつうかあ・・・・・」
「それでね! キレイなルミをいーっぱい写真とってもらうの!! キレイなお山にキレイなルミ!! ステキでしょー!!」
「いっ、いや、だからあ、今回は時間がないワケでえ! 写真だったらあとからいっぱい撮ってあげるからあ!!
ねっ、ずーっとお預け食らってもう辛抱たまらんワケ! お願い今回はすぐに・・・・」
「いやーん、お兄さまったらケダモノぉ!!
そんな血走った目でまたがられてアヘアへウヒハともがかれたら、ルミ、傷物になっちゃうう!!
そうなる前のキレイなカラダを残しておきたい乙女心、わかってくれないお兄さまなんて、キライになっちゃうゾ!!」
「わわーっ、わ-っかりましたわかりゃした!!
日は差してきそうにないし、羊蹄出てるかどうかもわかんないし、雪も腐って黒いの撒かれてるだろうしで
キレイに撮るには条件キビシイんだけどなあ・・・・・」
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「おおーっ、見えるぜえ羊蹄!! んじゃまあ一発鉄板構図でお姿ご開帳~!!」
「うふふ、ルミは山も得意なのよぉ!」
「お兄さまやっぱりヘンタイさんなんですねえ~。
こういう画を撮りたがる人は覗き趣味なんですよお~!」
「さらにバカでしょお兄さま。 あーあ、ルミ、ちょっと考えちゃうなあ・・・・・」
「あい、最後はあのポーズで一発!!」
「あ、わかった? ほら、おんなじとかでかくとかするとアイツうるっさいからさあ。 ね、ここはひとつ、顔を立ててやって!!」
「んもおー、だらしなあーい!! ゲンメツぅ!!」
「いよぉし!とりあえず今回はここまで! 次は天気のイイ時にバシッとね!!
ささ、それじゃ、ね?ね? どれどれルミちゃんのお味のほうは・・・・・・」
「あーあ、根本的に嫁いでくるとこ間違っちゃったのねぇー。 清純派のイメージ台無しぃ・・・・・・・・」
~当然ながらの、つづく~
by denzi-a
| 2010-04-07 20:57
| バイクばいくBike