夢に乗ってみた。
えーっと、皆さん、Y-FOILって知ってます? そうです、TREKのY-FOILです。
あ、これじゃワカんねえって? んじゃ、わかりやすい画も。
ま、朝里サイクルの常連さんで知らない人はいないでしょうね、YさんとS嬢の愛車でもありますから。
この度、朝里さんで中古がでまして。 え?Yさん・・・・・と思ったが違う人だそうだ。
Y-FOILが三台目って・・・・・・どういう客層持ってるんだ、この店は。(笑)
ということで朝里的にはフツーでも、一般的にはとってもレアなコイツ、じつはちょろっと試乗させてもらいまして。
それは多少記事くらい書かないとね。
そもそもコイツはアメリカの大バイクメーカー、TREKが1998年あたりに出した旗艦で、
OCLVカーボンの技術を誇示せんと言わんばかりのカーボンモノコックならではの造形がそりゃもうすごかったんだけど、
レースに出られない(自転車は自転車型のフレームでないとダメ、という規定ですな)んで優位性が実証できず、
値段の高さもあってセールスも伸びなかったらしく、2~3年で消えちゃったんだな。
その後、TREKは、「勝ちゃいいんだろ、勝ちゃ!」ってコトで質実剛健な5500や旧マドンで
ランスさんと共にツール・ド・フランス7連覇を果たし、名実共に世界一のバイクメーカーとなるんですが。
そんなTREKの技術者が夢をカタチにしたバイク。 興味ありありですわ。
結果。 しっかりしてる。 かーなり進む。 めっちゃ衝撃吸収性イイ。 こりゃロングライドしたらイイわあ。
両名が10年以上も愛用するのもワカルなあ、20世紀のバイクなのにルミちゃんも真っ青だあ。
そうしてカタチを見直すと、ナルホド。 ステアリングヘッドとBBをガッチリ直線に結ぶメーン部。
そして後輪ハブへの支持も、ヘッドからストレートにのびる。 こりゃ踏んだチカラがダイレクトに推進力になるわ。
そしてシートの支持をソフトライドにすることで、衝撃を逃がす。 乗っててラク。 マジだわ。 マジに造ってるわ。
金属フレームではこの構成は絶対重くなるもんなあ。 カーボンモノコックならではだよなあ。
そしてメーンパイプのこの横幅。 最新のカーボンバイク並みじゃない。
これはさ、ヘッドからダウンチューブ、BBからチェーンステーの下半分を強固に造って推進力をあげ、
トップチューブ、シートチューブ、シートステーをしなやかにして乗り心地を確保するっていう最新レースバイクのトレンドを、
より明確に作り上げてるんでない? しかもカーボンモノコックならではの造形で。
うう、いいじゃないいいじゃない、魅力じゃない!!
当時のTREKのエンジニアの夢を具現化したY-FOIL。 より速く、より快適に、より楽しく。
自らに与えられた技術を駆使し、既存のワクに囚われない自由な発想のバイク。
きっとY-FOILは今でもTREK技術陣の誇りなんだろう。
この先、新型Y-FOILが出せるような世の中が来れば・・・・・、楽しいんだろうなあ。
あ、これじゃワカんねえって? んじゃ、わかりやすい画も。
ま、朝里サイクルの常連さんで知らない人はいないでしょうね、YさんとS嬢の愛車でもありますから。
この度、朝里さんで中古がでまして。 え?Yさん・・・・・と思ったが違う人だそうだ。
Y-FOILが三台目って・・・・・・どういう客層持ってるんだ、この店は。(笑)
ということで朝里的にはフツーでも、一般的にはとってもレアなコイツ、じつはちょろっと試乗させてもらいまして。
それは多少記事くらい書かないとね。
そもそもコイツはアメリカの大バイクメーカー、TREKが1998年あたりに出した旗艦で、
OCLVカーボンの技術を誇示せんと言わんばかりのカーボンモノコックならではの造形がそりゃもうすごかったんだけど、
レースに出られない(自転車は自転車型のフレームでないとダメ、という規定ですな)んで優位性が実証できず、
値段の高さもあってセールスも伸びなかったらしく、2~3年で消えちゃったんだな。
その後、TREKは、「勝ちゃいいんだろ、勝ちゃ!」ってコトで質実剛健な5500や旧マドンで
ランスさんと共にツール・ド・フランス7連覇を果たし、名実共に世界一のバイクメーカーとなるんですが。
そんなTREKの技術者が夢をカタチにしたバイク。 興味ありありですわ。
結果。 しっかりしてる。 かーなり進む。 めっちゃ衝撃吸収性イイ。 こりゃロングライドしたらイイわあ。
両名が10年以上も愛用するのもワカルなあ、20世紀のバイクなのにルミちゃんも真っ青だあ。
そうしてカタチを見直すと、ナルホド。 ステアリングヘッドとBBをガッチリ直線に結ぶメーン部。
そして後輪ハブへの支持も、ヘッドからストレートにのびる。 こりゃ踏んだチカラがダイレクトに推進力になるわ。
そしてシートの支持をソフトライドにすることで、衝撃を逃がす。 乗っててラク。 マジだわ。 マジに造ってるわ。
金属フレームではこの構成は絶対重くなるもんなあ。 カーボンモノコックならではだよなあ。
そしてメーンパイプのこの横幅。 最新のカーボンバイク並みじゃない。
これはさ、ヘッドからダウンチューブ、BBからチェーンステーの下半分を強固に造って推進力をあげ、
トップチューブ、シートチューブ、シートステーをしなやかにして乗り心地を確保するっていう最新レースバイクのトレンドを、
より明確に作り上げてるんでない? しかもカーボンモノコックならではの造形で。
うう、いいじゃないいいじゃない、魅力じゃない!!
当時のTREKのエンジニアの夢を具現化したY-FOIL。 より速く、より快適に、より楽しく。
自らに与えられた技術を駆使し、既存のワクに囚われない自由な発想のバイク。
きっとY-FOILは今でもTREK技術陣の誇りなんだろう。
この先、新型Y-FOILが出せるような世の中が来れば・・・・・、楽しいんだろうなあ。
by denzi-a
| 2010-10-12 12:26
| バイクばいくBike