赤い焦点。
「ダーリンっ! 朝だっちゃよ!
いつまでも悠長に死んでないでとっとと生き返るっちゃ!!」
「ぐぞおおお、殺したのは誰だよってばよお。 どーせ雨時々雪虫なんだから走るのはムリだろ?」
「何言ってるっちゃ! 今日はリンダをヨメにもらいにいくんじゃないのけ? とっとと嫁入り仕度を整えないと、すぐに暗くなっちゃうっちゃよ!!」
「うおおおおーっ! そおだそおであった!! 死亡しててすっかり忘れてたあ! いってっき、まあーす!!」
「あっダーリン!!・・・・・・・・・その首筋のキスマーク、はずかしいから見えないように隠しててね(ポ)」
「・・・・・・・・・は? このくっきりと黒く焦げ付いた牙の噛み跡のことかっ! 人をいいだけ殺しておいてふざけんでねえっ!!」
「にゃはははは・・・・・ しかし、完全に備長炭と化してたのに、たった2日でよくそこまで回復するもんだっちゃね。
その生命力だけは感心するっちゃよ。 はい、いってらっさーい!!」
つうコトなんで、いつものサイクルショップ朝里でまたまた営業を妨害するアタシ。 さーリンダちゃん、キレイキレイしましょうねー!
さ、はじめましょっかね。
嘘ですよ。
念の為。
さささ、リンダちゃん! ではではちゃちゃっとまいりましょっかね!!
ちゃちゃっ。
や、いいしょ。 そんな。 組み立てハウツーなんて、すんばらしいサイトがいっぱいあるし。
「さーて、それじゃあリンダちゃん、暗くなる前に多少画になるトコで撮影なぞ・・・・・・」
「だーっ、めんどっせえなあ! アタイはそんなんどーだっていいんだよ!!
チャラチャラしてるヒマがあったら峠の一本ぐらいバシッと上りやがれ!!」
「ははははは、リンダちゃんって、多分そーだろーなーって思ってたけどやっぱりワイルドなのね。
今日はもう天気もアレだし時間もコレだし、がっつりは次のお休みにしようよ、ねっ!
それにウワサのリンダちゃんがどんなお姿なのか興味シンシンの御仁も多々いることだしさ、
ここは悶々BOYSのためにも一肌脱いであげて、ね?」
「だったらこんな回りくどいコトしてねえで、もっとわかりやすい画ェ出しやがれってんだ!!」
「おーそうだよ、これでどうなってんだかわかっだろ? だけどよお・・・・・コレって、どこが普通じゃねえんだ?」
「いやあ、全然違うでしょお! 世の自転車のスタンダード、カンパニョーロじゃないんですよお?
東洋のまだ見ぬ強豪、シマノさんのひとまるご! この兵器チックな黒がキャノンF-1みたいで・・・・・」
「・・・・・、だからよお、てめえどういう常識ん中で生きてきたんだよ今まで? 調子こいてカッコつけてっと泣かすぞ、マジで!」
「んもー、徹底硬派なんだからあ! ま、そういうトコがかわいいんでないかなと思ってオヨメにきていただいたんだけどね。
しっかし、マジ来るね。 脊髄にビンビン来るね。 フレームからホイールまで逃げ場がまるでないもんなあ。」
「フンパツしちゃったもんなあ、ちゅうぶるだけどw
や、ホント、最初はね、ティアグラのハブと中古リムで手組みして乗り切ろうと思ってたんだけどもさ。
出てきちゃうもんなー、こんなのが。 だからおっかねえんだこの店ってば。
・・・・・・・しかし、あつらえたように似合ってるよー、リンダちゃん!」
「まー、アタイの力ちゃんと出すんだったらこのくらいの足は欲しいもんな。
予算オーバーでも踏み切ったトコは評価してやるよ。 ただまあ、これで逃げ道は絶たれたかんな。
泣こうがわめこうが許しちゃやんねえぜ。 軟弱炭っ娘や脆弱金満娘じゃ見られない世界を見せてやるから覚悟しときなっ! 」
雨と雪虫にさいなまれながらちょろっと走っただけだけど、明らかに来る予感。
しかしイザルコで感じた敵わない感とは違う何かがある気がする金属フレームの武闘派娘。
はてさてリンダはCOOLかHOTか、それはまた次の講釈だ。
いつまでも悠長に死んでないでとっとと生き返るっちゃ!!」
「ぐぞおおお、殺したのは誰だよってばよお。 どーせ雨時々雪虫なんだから走るのはムリだろ?」
「何言ってるっちゃ! 今日はリンダをヨメにもらいにいくんじゃないのけ? とっとと嫁入り仕度を整えないと、すぐに暗くなっちゃうっちゃよ!!」
「うおおおおーっ! そおだそおであった!! 死亡しててすっかり忘れてたあ! いってっき、まあーす!!」
「あっダーリン!!・・・・・・・・・その首筋のキスマーク、はずかしいから見えないように隠しててね(ポ)」
「・・・・・・・・・は? このくっきりと黒く焦げ付いた牙の噛み跡のことかっ! 人をいいだけ殺しておいてふざけんでねえっ!!」
「にゃはははは・・・・・ しかし、完全に備長炭と化してたのに、たった2日でよくそこまで回復するもんだっちゃね。
その生命力だけは感心するっちゃよ。 はい、いってらっさーい!!」
つうコトなんで、いつものサイクルショップ朝里でまたまた営業を妨害するアタシ。 さーリンダちゃん、キレイキレイしましょうねー!
嘘ですよ。
念の為。
や、いいしょ。 そんな。 組み立てハウツーなんて、すんばらしいサイトがいっぱいあるし。
「さーて、それじゃあリンダちゃん、暗くなる前に多少画になるトコで撮影なぞ・・・・・・」
「だーっ、めんどっせえなあ! アタイはそんなんどーだっていいんだよ!!
チャラチャラしてるヒマがあったら峠の一本ぐらいバシッと上りやがれ!!」
今日はもう天気もアレだし時間もコレだし、がっつりは次のお休みにしようよ、ねっ!
それにウワサのリンダちゃんがどんなお姿なのか興味シンシンの御仁も多々いることだしさ、
ここは悶々BOYSのためにも一肌脱いであげて、ね?」
「だったらこんな回りくどいコトしてねえで、もっとわかりやすい画ェ出しやがれってんだ!!」
「いやあ、全然違うでしょお! 世の自転車のスタンダード、カンパニョーロじゃないんですよお?
東洋のまだ見ぬ強豪、シマノさんのひとまるご! この兵器チックな黒がキャノンF-1みたいで・・・・・」
「んもー、徹底硬派なんだからあ! ま、そういうトコがかわいいんでないかなと思ってオヨメにきていただいたんだけどね。
しっかし、マジ来るね。 脊髄にビンビン来るね。 フレームからホイールまで逃げ場がまるでないもんなあ。」
や、ホント、最初はね、ティアグラのハブと中古リムで手組みして乗り切ろうと思ってたんだけどもさ。
出てきちゃうもんなー、こんなのが。 だからおっかねえんだこの店ってば。
・・・・・・・しかし、あつらえたように似合ってるよー、リンダちゃん!」
「まー、アタイの力ちゃんと出すんだったらこのくらいの足は欲しいもんな。
予算オーバーでも踏み切ったトコは評価してやるよ。 ただまあ、これで逃げ道は絶たれたかんな。
泣こうがわめこうが許しちゃやんねえぜ。 軟弱炭っ娘や脆弱金満娘じゃ見られない世界を見せてやるから覚悟しときなっ! 」
雨と雪虫にさいなまれながらちょろっと走っただけだけど、明らかに来る予感。
しかしイザルコで感じた敵わない感とは違う何かがある気がする金属フレームの武闘派娘。
はてさてリンダはCOOLかHOTか、それはまた次の講釈だ。
by denzi-a
| 2012-11-06 22:17
| バイクばいくBike