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真打登場。

 4月23日 天気晴朗。 ようやっと春といえる気温だ。 もうやせがまんしなくてもいいんだ。

 満を持して遂に登場は・・・・・!


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「黒光り様です!!」

「ちょっとー、やめてくださいよおお兄さまってばー! 
 黒く光ってたってルミはルミなんですからー!!
 その愛らしきプリティなキャラは健在ですってば!!
 だいたい、なしてこんなにお預け食らっちゃってたんですかあ?」




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「うむ。まあ別に隠してヤキモキさせたいとかもったいぶってたってワケでもないんだがな。
 ただ、さやかの手宮公園ん時にアルティメット状態でチョイ乗りしたでしょ? あれがねえ、異次元だったのよ。
 何か、自転車の範疇を超えてるような気がしてさあ、つい構えちゃったの。 
 たぶんねえ、ユーシーアイの規定を超えちゃったのがまずかったんでない?
 あの6.8kg以下ってのが、自転車とそれ以上を隔てるボーダーラインなんでないのか?
 それを超えると魔界の扉が開くっつうかさあ・・・・・あぶないから規則で禁止したんじゃ・・・・・」
「んなワケあるか!」



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「ほんでまあ、とりあえずスタンダードホイールにして、魔を封じたんだけどもね。 
 そんでも黒く光るアレに魔が潜んでるとも限らないから、中途半端なノリではヤバかったりしかねないでしょ?
 で、万全の体制でいざ!と考えてたらさあ、万全の春が来るのがどうにも遅くて遅くて・・・・・・」
「もう週末からはGWなんですけど。 リンダやさやかにずいぶん遅れをとっちゃったわん!!」



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「だっからー! ルミのお花は可憐で純真無垢なイチゲなんですから!!
 金ピカ金満娘ちゃんはさやかにしておいてよー!!」

「しゃあないでしょ、イチゲもカタクリもまだまだ分厚い雪の下なんだから。
 ところで、さやかが福寿草なのは納得だけど、リンダに似合う春の花は何だろね?」
「うーん・・・・・・・もう残ってるのはエンゴサクだけだからそれでいいんじゃない? あの乱暴にわしゃわしゃとおがるあたり、ツボかもよ?」



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「このマウント方法、見やすくていいねえ。 EDGE500もだいぶ使えるようになってきたよ。」
「なーんかずーっとメーターばっかしいじってたでしょ。 危ないから前見なさいって!
 オサーン多機能メカは使えっこないんだからほどほどにしてね! あー、800とかにしないでよかった!!」




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「それに、そんなオモチャより肝心なのはコッチでしょ! ルミをアルティメットに仕立てた神様からのプレゼントはいかが?」
「うむん。 変速のキレは105級だよね、すげえすげえ。」
「えーっ! 安島野並みって、そんな悲観的な・・・・・・」
「んでも、ヂュラなんて知らんし、アルテも105との違いがわかるほど使ってみたことないしさ。 だからリンダの105としか比較は出来ん。
 アテナよりゃ速くて確実だが、105なんて、って言えるほどは感じない。 でも、カンパの味はちゃんとするから、
 島野みたいな無機質感にガッカリ、はしなくてすむねえ。」



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「そう! こういうちゃんとした全体図が本来最初に必要なんです!・・・・って、かなり絵心が不足してませんか?」
「いーじゃないですか。 まっすぐな弁当構図をものともしないビジュアルはタレント力の基本ですよ?」



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「しかし昔の偉い人は言いました。 『女は見てくれじゃない、具合だ。』 と・・・・・」
「やめてってばールミは清純派なんだからっ! もっとちゃんとした比喩表現で語らないと乗せたげないっ!!」
「えーっとー・・・・じゃあ、うーんとお・・・・・・・・・『心地』ではいかがでしょう?」



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「それで? その心地とやらはどんなだっていうんですか?」
「うーん、まあ変速はそんなに濃いー味ってことでもないし、ブレーキもそもそもフルブレーキとかしないから語るほどのこともねえ・・・・・
 となると、せっかくの黒光り様の効能は、ユーシーアイ怒らす軽さ以外はプラシーボ効果だけ?ってなりそうだが・・・・
 そこまで鈍くもないもんね、いくらオレでも。 やはり語れるトコとなると、自転車の顔たるクランクでしょ、ねえ!
 天下のレコード様のカーボンクランクの踏み味を一言で表すならば・・・・・
『かかってんのか?コレ??』
「えー? 侮辱ー!!」

「いやいやまあ話は最初から聞きなさい。 たとえばだ、足止めてても30かそこらで進んでく下りがございます。
 ここでちょっとだけ足かけて緩加速してやりたいとするだろ? これをしてやるとだ、いつまでも足にかかってる感じがないのに。
 かけてる感じがほとんどなく、惰性で回転シンクロさせてる感覚のまま、するすると緩加速するんだよ、これが。」
「加速はガツンとやんなさい。 レーサーなんだから。」
「いやいや、そういう場面とばかりも限んないでしょ? それにガツンとかけたらそりゃ足応えはあるでしょ。
 そうでなくて軽くかけたときに足応えがまるでないのに加速する、こりゃ不思議だぜえ。
 クランクのたわみ特性とBBのベアリングがそういう演出をするんだろうけど、すっげえ得した気分。
 まあ、心地で言ったら、『夢心地』ってトコかな?」
「ふーん・・・・ヘンタイさんのたわごとはルミにはよくわかりませーん。
 それよりも! ラス8km、ガツンとかけて踏み切りなさい! 余力を残すなんて黒光り様に失礼ですよっ!!」





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 神の意志を具現化したレーシングコンポーネント、カンパニョーロ・レコード。
 そのパーツの一つ一つにまでこめられたスピリットを紐解くことは、サイクリストにとって至福の時だ。



     ピース。
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by denzi-a | 2013-04-24 00:17 | バイクばいくBike

CHEAP HIPPIES (一、二のサンマルコ編)

 本日、天気晴朗、時々みぞれ。 休みではあるがゆんべ明るくなるまで稼がされたもんで余力ナシ。
 しゃあないからお手軽企画でお茶を濁すことにする。 お付き合いいただくのはこの方。


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 包容力とか癒しとかは全く無縁の硬派。 しかしインプレにはこのくらいごまかしのない娘がよいのかも。
 特にこのキカイダーがあしゅら男爵でジャンボーグ9のサドルは、とってもケツにやさしくないことが判明。
 ホイールからフレームからピラーからサドルまで、見事なまでのダイレクトさでオイラを痛めつけてくれるんだわ。
 ううむ、これは何とかしてみたいではあーりま温泉じゃないですか。



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 何とか・・・・・・



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 何とか・・・・・・・・・・・・



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 さ。 気を取り直して(笑)



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 いやー、いいサドルだわミッキーちゃん。 百倍いいww
 ターボマチックよりもこっちかな。 ショック吸収に関してはベースがしなるほうが好みだわ。 
 足も不自然なく回るし。 ダンシングで振るときもさすがに軽いわ。 やだなあとか言ったけどリンダにゃ似合うかも。
 SLRより好みかな? 三歩歩くと忘れるオイラだから比較しながら乗ってみないとわかんないけどね。 



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 さてそれではお次の番。



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 うっひゃあ、わっかりやすっ!! 腰下ろして0.8秒で納得するという、すっげえサドルw
 後ろにどしっと腰下ろして、そっからこれっぽっちも動かす必要のない安定感。 こりゃ信者が多いのもうなずけるわ。
 上ハン持ったときの威風堂々さったらもう! おちつきのない青二才どもを一喝できそうな優越感。
 ただ反面、下ハンひきつけてシャカリキやるときはアスピデほどのアグレッシブさが出ないかも。



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 さてそれでは。 去年ちょっと借りた時のことは忘れたよ。 なによりこうやってとっかえひっかえしたほうがわかるもん。



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 うわ失敗w いや、悪くないんだけどさ、間にリーガルはさんだのがダメだよね、飛んじゃった。
 アスピデと直接対決しないと違いがわかんないっス。 
 

 
 
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 だもんで、本当ならゾンコラン持ち込んでアスピデ、コンコールと比較対決してみたいなあ。
 そうしたほうが違いがわかるなあ、ウン。 トリアタマの感覚に記憶は期待しちゃいかん。
 好みを得るには三つ巴もダメだね。 あくまでタイマンで、ピラーごととっかえひっかえがよろしいかと。



 でも、リーガルくらい違うと問題ナシですなあ、あとは車体とのマッチングかな?
 リンダやルミみたいなたいくの娘よりもラム、さやかの文科系のほうが似合うと思うねえ。


 あ。 リーガルでね。 フラットに漕いでたら、脳裏にレコード師匠のペダリングが浮かんできたよw
 トリアタマでもイメージはちゃんと焼きつくみたいwww
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by denzi-a | 2013-04-20 21:29 | バイクばいくBike

やさしさとおもいやりだね。

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「ったくよお、いつまでピーピ-メソメソと泣いてやがんだよお、男だろ、ちゃんと付いてんだろが!」
「そんなヒドイこと言わないでちょうだいよお、リンダちゃんてばあ! センチメンタルな男子のココロというものを少しは慮っておくれよお!!」



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「あ? センチメートルだあこのナメクジ野郎! キロメートルだろ人として! 30、40はアタリマエ! バキッといかんかバキッと!!
 だいたいにおいてアタイにそんなチャライまねができるワケねえのは承知の上だろ!
 全てをスピードに捧げるのが唯一無二の存在価値だっていいかげん覚えやがれ!!」




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「どーして! どーして小樽に帰るだけなのにこんなイバラの道を!!」
「どーよ。 全てを忘れてとびきりのイイ女とヤれてよかっただろ?」
「ひどい、ひどすぎるうう~う! リンダちゃんてば、もう少しいたわりの気持ちというものをだねえ・・・・・」
「あ~あ、ほんっとにしちめんどくせえ野郎だな・・・・・
 これでも喰らいやがれ!!」




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  リンダちゃんに座布団三枚。



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by denzi-a | 2013-04-20 12:28 | バイクばいくBike

さらば。

 四月十五日 朝、起きると雪が舞っていた。 みるみるうちに横殴りになり、今日の予定をあきらめると共にやみ、陽が差し始めた。


   そうだろうな。



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 翌朝は予報どおり晴れていた。 サイクルウェア一式の上に革パンツとジャケットを着込み、
 数年ぶりに目を覚ましてむずかるエンジンをなだめすかし、細心のアクセレーションでリンダを待たせている会社へと向かった。


     片道の旅だった。


 思えば、わがガレージで一番の古株だ。 てんでへったくそで根性ナシの俺を全道中連れまわし、峠で研鑽を重ね、
 サーキットで切磋琢磨した。 柄にもないサーキットも、こいつとだから命かける気になった。 かけがえのない相棒だった。

 あまりに尖らせすぎてしまったため、公道に戻ってからはほとんど出番がなかったっけな。
 
 俺も今はもうすっかり自転車の人になっちまったから、走らせてくれる奴のところへ行くほうが幸せだろ。
 
 それでも最後のワガママで雪を降らせるあたり、さすがだよ。  うれしかった。


   さらば、R1-Z。
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by denzi-a | 2013-04-16 20:17 | バイクばいくBike

スキュワーの罪と罰。

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 今をさること86年の昔、イタリア北部の氷雨が降るクローチェダウネ峠にて、ある男が激しく憤りました。
 憤った男は後に神となるのですが、その礎として世に生み出されたのがスキュワーなのは当然ご周知ですね。
 最もお手軽なドレスアップパーツとして誰もが交換を考えたことのあるスキュワーですが、アタシあたり、今回がほぼ初めてでして。
 (厳密にはすっげー昔、MTBかクロス用に買った記憶が残留してるが)
 今回、のむラボホイールには付いてこないという情報を入手し、あわてて街に繰り出し、ワゴンから引っこ抜いたのがコレ。
 そうですよ、だからWRコンポジティでもコントロールテックでもKCNCでもないマジックギアなんですよ。
 YES派とNO派にくっきり分かれる軽量スキュワー、はてさてどんなものか・・・・・



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 うっほほお、軽っ! 前後ならおそらく50ちょっとでしょうねえ。 は? なして前後セットで計らないんだって?
 それには当然、大きな理由があるんですよ。
 《後輪を外してスキュワー持ってくるのはめんどくせえ》
そうだよめんどくせえよだいたい後輪外したらさやかをコンクリに寝かさなきゃなんねえだろそんな酷い仕打ちは許されねえよ後輪用なんてちょっと長いだけなんだから二倍して多少色つけりゃわかりゃしねえよあーめんどくせえ。 何? めんどくせえならわざわざこんな記事始めなけりゃいいだろってどーせ誰もマジに読んじゃいねえだろって? うっせえなあオレが好きでやってんだからいいじゃねえか何ならここでヤメにして続編は非公開にしてもいいんだぞこんにゃろお!  そーなったらそーなったでどーせたいした結末じゃないのを知りつつも歯に食いカスがはさまったように「いずい」くせに!


   ・・・・・・・、えー。 多少、荒れてしまってるようです。 気を取り直して、進めます。


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 ルミちゃんのゾンダについているカンパ純正です。 重いですねえ、倍以上ですよ。



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 はい、こちらはラムさんのゾンダについてるかむぱねうろ純正です。 イボイボがたまりませんなあ。
 ぎゅっと締めたら思わず昇天、いやいや、玉当たりが変わっちゃいそうな、いやいやいや!
 どうにもシモのスパイラルから抜けられませんが、呑んでるワケではないんですよ。
 ここまで頑丈だと、多少歪んだクロモリのエンドも修正できちゃいそうな保持力を持ちますけどね、前後だと100gはラクに重い。
 あ?一般的でねえだろシマノの出せって? ばっきゃろおコレばっかはカンパがオリジナルだろが!
 大サービスで教えちゃるとなあ、ナナヨンヂュラで90gだよ。 は?現行? 知らねえよ持ってねえもん。 リンダはマビックだからよ。



  ・・・・・・・、と、言ったわけで、60~100gの軽量化はバカにならないよな。
 それが工具一切ナシでできるのが定番お手軽パーツの王道たるユエンだわな。
 さて、そのデメリットはといいますと・・・・・・・そんなトコ軽くてもたいした意味ない。
 おんなじ車輪の構成部品とはいうものの、タイアやリムと違ってこれっぽっちも回転しないトコだから、
 本当に「車重が100g」以上の効果がないの。 しかも重心の軸にもとても近いので、サドルが100g、よりも意味がないのよ。
 まあそれは「メリットがほとんどない」って話なんだけど、もう一つの話は、明らかなデメリット。
 保持力が大きく低下しちゃうんだわ。 これは、結合剛性がウンヌンとかいうハイレベルな話以前に、「もがいたらハブがずれる」w
 後輪のハブがずれてタイアがチェーンステーにこすれるんだからひどい話だわww
 レバーおもっきり固く締めてとりあえずは事なきを得てるけどね。 ま、所詮はチタンとアルミ、鋼鉄ほどの頼もしさはないよなあ。
 このへんが、「わかってる奴は純正」の格言の元と言うトコでしょうかね。 オイラも今まで導入に積極的でなかったのも。



 しかしだねえ。 自転車は趣味の乗り物ですから。 つけてみなきゃわからない効能もあるんですよ。



 羊蹄一周、すなわちそれはTT。 過去の自分と対峙して、現在の格を知る儀式。 やすやすと負けるワケにはいかない。
 平地をコンバットスピードで回し続ける己の前に突如立ちはだかるのは、通称「壁」。
 「どーする、さやか?」
 「私を誰だと思ってるの? 当然、『基本はリズムキープ』。」
 ギアもそのまま、ケイデンスもそのまま、「トツゲキーっ!!」
 ふんぐおおおっっ!! と腰を浮かせ、前のめりになってもがく。 負けるものかと地面をにらむ。

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 目に入るピンクに、何故だか、妙に、アガル。

 これが軽量スキュワーの最大の効能。 間違いない。 



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 ピンクに、アガル。 ああ人体の神秘。 煩悩を推進力に変える装置、それが軽量スキュワー。 夢のドレスアップパーツさ。
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by denzi-a | 2013-04-09 00:49 | バイクばいくBike

早春物語。

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「おはよう、さやか。 とっても素敵だよ。」
「ああ、早春の羊蹄、私は初めての出会いですわ。 二大ビューティー、夢の競演ってとこかしら?」
「ううむ・・・・・・いや、台詞に嘘偽りがあるワケではないが・・・・・・ラムからもルミからも同様のことを言われたような・・・・・」



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「本年初の本格始動の今日という日に他の誰でもない私を選んでくれたのは光栄ですわ。
 天気も日中は保ちそうですし、昆布岳一周とかまいりましょうか?」




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「ところがだねえ・・・・・ビュープラ着くころにはすっかり曇っちゃって、なんなら一雨も覚悟かあ?状態。
 これは臨機応変な対応が必要だねえ。 一周は羊蹄にしときましょか? で、そのあとオプション追加で・・・・・」



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「じゃあまずはアタックですね! 私は今までそういう役割はなかったんで、ワクワクですわっ!!」
「いっ、いやあ、足できてないから。 スーパールミちゃんと一緒はさすがにむつかしいぞお・・・・・」



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「えー? AVで2km/も遅いだなんて・・・・・」
「うへー、そりゃ一緒にはならないって。 いいじゃないですか情緒担当なんですから。 今度ZIPP借りて再挑戦する?」



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「うーん、それで多少速くなっても、逆転はないでしょうしねえ・・・・・得意分野のほうが楽しいからやめときますわ。
 ところでどうです? クロノの切れ味は? 本気の走りから情緒の走りまでで、新しい私は見えました?」




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「うーん、去年型の特徴だった、巡航要求性の強さ、っつうのがなくなったねえ。
 やっぱありゃ、重いコンダラZONDA16Rの特性だったのかねえ。 
 クロノはもっと普通、っつうか、パンッ!とアタックしたくなる感じだねえ、反応がいいから。
 そしてダンシングが大好きになっただろ? 去年は前に伸びる高速ダンシングだけだったけど、今年は上に伸びるクライム型もこなすもんな。
 ダンシングも全ケツスイングダンシングから半ケツスライドダンシングからアナル固定ダンシングまで自由自在。
 特にこの半ケツスライドダンシングの決まりようったら見事だもんなあ。
 そしてペダリングのスイートスポットの広さは涙モンだし、驚きの低出力域までもこなすから。 登坂時速3.5kmなんて普通できないぜ、マジ。
 何より全域をしとやかに包み込む包容力は見事というより他ないもん。 これはもうさやかの最大の美点だなあ。」
「えー・・・・・・その中盤の謎の下ネタはいつかどっかで説明するんでしょうかね? 私じゃない娘の時にしてくださいね。」



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「あら。 こっそりメットも新調。 隠してたんですか?」
「いやー、これについてはねえ・・・・・・実物見たことないモン通販するのはダメだよな、ホント。
 レジモスっていいメットだわ、つくづく。 コイツが定価で買ったんだったら暴れたくなるわ。 半額でもまだ高いかも、なクオリティだぜ。」



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「女のコだってピンコ立ち!!」
「こらっ!!」



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「昼すぎてから多少回復。 羊蹄さんも再びの登場ですわ。 やっぱり山を見ながら走るのはいいですわね。」



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「うむ。 さすがは情緒担当。 後半のオプションの楽しませかたったらしびれっちゃうね、マジで。
 去年までのしとやかさが全てを支配している感に加えて、軽快なお転婆さ、まで手に入れちゃって。
 冷静にジャッジすれば、ほとんど全ての面でラムを上回っているんだろうなあ。」



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「あらそんな。 姉様にはハートとスピリットがまだまだ及びませんわよ。
 それでも情緒担当として、ルミやリンダには負けませんからねっ。 愛されるロードバイクの高みをめざして! いざっ!!」







  うーむ、満足満足。 さやかは大変おいしく育ちましたぞよ。 ああ、俺ってなんてしあわせ。 さて、更なるしあわせをいただくか。



 マスター。 コーヒー、山盛り。










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<あいよっ! 山盛り一丁!!>


 ・・・・・、ニセコ、サイコー。



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by denzi-a | 2013-04-07 23:12 | バイクばいくBike

サクラサクカ?

 ここの所、どうにももうちょっとな天気が続く小樽だが、桜の咲き乱れる都から春がとどいた。



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 花びらのように美しく軽やかな車輪に、用意しておいた桜色のスキュアーを組み合わせ・・・・・



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 彼女に纏わせた。 きっと似合うはずだ。




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 なんと凛とした佇まい。



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 本当は、撮りたい場所があったんだ。 運命を感じるその場所で。 
 しかし。   旭展望台はこの時期雪の下でたどり着けやしないんだよ! 無念です、多喜二先生!!



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 見目麗しさは言わずもがな。 さて、大切なのほ踏んでどうなのか、だが。
 いけてる。 滅法いけてる。 コイツぁヤバイ。 リムが軽いんだ。だからスッと出るんだ。
 下りでね、ブレーキあててるでしょ? レバー離した瞬間スッと。
 んで、上りにかかって、軽いギアでカカカンとダンシングするとね。 クククンと上るんだよ。 軽い上に踏みに対してのレスポンスが抜群。
 気がついたら手宮駅まで降りて、最大勾配22%にはなぢブーで挑むアタシ。



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 コイツはねえ、去年までのさやかの印象をガラッと変えてしまいそうな予感。
 くわしいスペックはこちら。 のむラボ日記 アンブロシオ・クロノ編
 というワケで、カニ道楽蟹光線で有名な「のむラボ」さんに組んでいただきました。 当然ですがTVの通販番組では売ってませんよ念のため。



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 本日はロケ地の手宮公園近辺をちょろっともがくだけと言う、地元民じゃなきゃわかんないプチ地獄試乗でしたが、
 ぞくりとするような官能の片鱗を見せてくれました。
 ああ、早くニセコでビュンビュンしたいぜえーっ!!
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by denzi-a | 2013-04-02 22:22 | バイクばいくBike

とどめは拘束カニシュウマイだがに。

(・・・・・ねーちょっとちょっと、リンダったらあ。 ルミ達が部屋でエステ三昧の日々を送ってる間に、お姉さまに何失礼なコトしたのよ。 あの怒りようは尋常じゃないわよ?)
(あっ、アタイじゃねえよ、いくらアタイだってそんな危険なマネができるかよ! 
 姉御ったらよ、最近、帳面見つめてソロバンはじいてはワナワナと怒りだしてあちこちに放電するんだからよ、見てて冷や汗モンなんだってばよお・・・・・)


「・・・・・・、二人とも。 ちょっとこっちに来て座るっちゃ。」



「・・・・・・、ったくう、何やってるっちゃ、お前たちは! より美しくなりたいってのは女の性だから、多少は見て見ぬフリしてあげてたけど、
 いくら何でも限度ってモンがあるっちゃ! ダーリンが天下の甲斐性なしだってコトは知ってるでしょ!
 このところの強烈な出費続きで我が家の経済は破綻寸前だっちゃ! わかっとるのけーっ!!」

「でもでもお、ルミのあの黒光りさまは神様に前をサービスしてあげたお礼でえ・・・・・・」
「そんなノンキな夢物語があるワケないでしょ? 請求書はきっかり届いてるっちゃ。 
 イタリアの神様がシマノの国の人にそんなサービスするとでも思ってるのけ?」

「ったくよお、だから分不相応だって言ってんじゃねえかヒメヒメぺったんこがよお!
 ええかっこしいの無駄遣いのせいでこちとらいい迷惑だぜ!」

「人のことが言えるのけ、リンダ! とりあたって手ェかけるトコないなんて言っておいて、こっそりエゲレスと貿易してたのは誰だっちゃ?」
「いっ! いやあだって、アタイのペダルは姉御のkeoだったし、借りっぱなしってワケにもいかないからさあ・・・・・・」
「だからって一人だけでタイムとかするけ? ルックにしとけば靴買う必要ないでしょ? 
 しかも15%パウチャーにひっかかって、ペダルも靴も本来買うはずだったグレードよりいっこ高いのに手を出すという
 通販お約束のワナにちゃっかり落ちてるし。 それにあのサドルは? ネタに使う為だけに欲しがったのけ?」
「いっ、いやあアレ欲しがったのはアタイじゃねえぜマジ!
 アイツがよお、二年ばかりも前に札幌の某有名店で見かけてずーっと物欲にひっかかってたのが、
 ワゴンセールで半額になってたんで大喜びで引っこ抜いたんだぜホント!
 最初はルミにつけるつもりで欲しがってたらしいんだけど、ルミのヤツはSmanieで定着しちゃったし、さやかにも似合わねえだろ?
 んじゃあアタイが引き受けちゃるってコトになったんだってば、しゃあねえじゃんアタイの罪じゃないじゃん? 」

「それでピラーが合わないからって新しいの買い足してたら世話ないっちゃ! バカスカと散財してもう! 少しはさやかを見習うっちゃ!」
「えっ?」
「さやかはねえ、ポジションパーツに財布にやさしくセンスもいいものを買い物上手に揃えた以外はみんなお下がり。
 コンポだってウチのスペアで耐え忍び、今度はルミのお下がり。 それでも文句も言わずに女を磨いてるっちゃ!」

「あっ、あのー・・・・・」
「その控えめでありながら清楚さを失わない凛とした美しさ! そーゆう妻の鑑たる美点をウチからしっかりと学び、身の在りかたとする!
 やれ軽量だのそれ剛性だのさあ精度だのとあれこれ欲しがることではなく、内面からにじみ出る魂の美しさ!
 それこそが愛されるロードバイクの理! オマエ達もさやかを、ひいてはウチを見習うっちゃ!」

「いっ、いやあああ・・・・・・・」
「はっ、はははははは・・・・・・」
「・・・・・・・・、ごっ、ごめんなさい姉様! いままで隠してたんですけど実は私・・・・・・・ポチっとな。」
「んあ?」
「・・・・・、あれは、寒い寒い冬の日でございました。 旦那様はルミを連れてサイクルショップへ悪企みに出かけ、部屋のなかには私ひとりぽっち。
 退屈な私はぼーっとTVを眺めておりましたの。 そしたら、『下半身太りは女性の天敵!』だって・・・・・」

「え? 言ってねえぜアタイは、貧乳のくせに下半身デブとかまではいくら何でも・・・・・・」
「女性の美しさはカモシカのようにすらりと伸びた足、下半身にたっぷりと贅肉がついた状態では、ご主人の愛も離れてしまいますよ、奥様!って。」
「まっ、まあ確かにそれはそうですけどお・・・・・」
「そこで私、気づいたんです! ルミはG3&チューブレスという軽やかな足とZIPP&レコードという超絶な勝負足を持ち、
 リンダだってイソパルスがジクラルでチューブラーという本気の足を自慢してるのに、
 私といえば重いコンダラな前世紀の遺物の足だけ。 しかも新しいコンポには合いやしない!
 いやがるルミにお願いお願いしてゾンダを借りてるようじゃいつまでも独り立ちできないわ!
 でもでも、チューブラーを使いたいという私の願いをかなえるにはシャマルしかないし、そんな贅沢はどうしても無理!
 ・・・・・・・、そしたら、『奥さん。 いーい話がありますぜ。』と、TVの中の蟹が囁いたんです・・・・・」

「カニ???」
「本日は下半身ダイエットの強い味方をご紹介! 個人差はありますが、ほぼ100%の方がその効果を実感! ご主人のハートも鷲掴み!
 ・・・・・、奥さんの場合だとですね、前後輪、タイア、スプロケ、クイック込みで3040が2300ほどになりますから25%ほどのダイエットに・・・・・・」

「25パー!?」
「ありえねーっ!!」
「しかも古風な奥さんにお似合いのルックス、そしてダイエットにありがちな副作用も一切ナシ!
 ダイレクトな駆動効率、均一なスポークテンション、しっかりとした横剛性も確保!
 さらには完組みならシャマルやキシリSLSクラスでしか手に入れることがかなわない、
 あの、情感たっぷりのチューブラータイアがはめられるんですよ、奥さん。
 本場イタリアをはじめとして世界中から集められた厳選素材を日本の匠が一本一本真心をこめて編み上げる、どうです奥さん!!
 これだけの逸品がなんと! たったの43000円! しかも!
 ・・・・・・、一本のお値段ではないんです、奥さん。
 なんと! 前後二本セットのお値段なんですーっ!!」

「うっひゃーっ!!」
「ルミも欲しいーっ!!」
「今回のご提供は残念ながら! 限定3セット!! さあ、もうお電話が鳴り始めましたよ!・・・・・・・・って。 それで私、つい・・・・・・・」
「・・・・・・・、ふーん、それはそれは・・・・・・・・・まったくアンタラチは揃いも揃ってえええ!!
で? そのTVでしゃべってたのはいったい何だって?」

「うーん、それがあ・・・・・・どっかで見たことあるんですよね・・・・・・
 ・・・・確か・・・・・、惑星中学・・・・・・・・、そうそう!クラブ8式折檻型サイボーグ!!
 ・・・・・・・・・、どうしましたのお姉様、顔色がすぐれませんわよ?」

「あれえ? リンダも何だかふるえてなーい?」
「・・・・・・・、かっ!」
「・・・・・・・、かっ!!」



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by denzi-a | 2013-04-02 00:44 | バイクばいくBike

白黒はっきりさせろってーの。

f0225953_21403585.jpg
「おーい、亭主。 ワケあってポスト変えたかんな。 やっぱしイタルマヌーブリだわな。 ビシッと決まったぜ。」
「あっ、あのおリンダちゃん? とてもじゃないけどそれはムリなんですけど・・・・・・」



f0225953_21442972.jpg
「テメェ小室哲哉か? 全然イタルじゃねーじゃねーかっ!!」
「いや、それでもまだちょっと・・・・タイムはスタックハイトもアレだし・・・・・・」



f0225953_21474751.jpg
「・・・・・、ただのMに成り下がったか。 どん底だな、テメ。」
「それは言わない約束じゃないの、リンダちゃん。
 チミはもともと500mmとワンサイズ大きい上に、ほぼホリゾンタルだしちょびインテグラルポストまでされたらさあ、
 スローピング前提の30.6mmのピラーはそりゃ字くらい隠れるのよ。」



f0225953_2223023.jpg
「ほらね。 もともとのピラーだって「CEPT」だったでしょ? しかし、どうしてわざわざピラーなんて変えるワケ? 
 グレードアップっつうワケでもないでしょが?」
「あー? しゃあねだろ、写真にも写ってるようにヤグラの横抱き式ってのがダメなんだよ。
 上下からはさむのじゃねえと不許可なんだよ、不許可!」




f0225953_221063.jpg
「ほらな?」
「・・・・・、あ。。。」



  

     どれどれ?




f0225953_22121949.jpg
「だーっ! アタイはなあ、何がダメって曲がった事が大嫌いなんだよ! ビシッとせえっ!!」



f0225953_22151857.jpg
「たくよお・・・・ブッ殺したろか、いっぺん。」


「・・・・・・・、あ、あのお・・・・・・・リンダちゃん、変わらず荒々しいながらも、ビミョーに性格に二面性が・・・・・・?」





f0225953_22175474.jpg
「あったりめえだろ?」
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by denzi-a | 2013-04-01 19:24 | バイクばいくBike

ユーシーアイさんと折衝を繰り返す。

f0225953_17143662.jpg
「ほーら、だから言ったっちゃ。 どー見たって牛乳一本分はないっちゃよ。」
「ぐにゅにゅにゅにゅ・・・・・」


f0225953_17215262.jpg
「これでどーおっ!?」
「あら結構ギリギリ。 てゆうかギリアウトじゃなくって?」


f0225953_172433.jpg
「こーれでどーおっっ!? これなら文句ナシでしょーお!!」
「・・・・・、てゆっかよお。 オメエ、出ねえだろ? 公認競技。」



「・・・・・・・、あ。」



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by denzi-a | 2013-03-31 17:32 | バイクばいくBike


DENZIはしゃべるロードバイク、ラムさんの尻にしかれながらも 仲むつまじく暮らしていたのだが、ついピチピチのロードバイク、ルミちゃんも嫁に取ってしまった辺りから三角関係がこじれ始め・・・・・


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