スキュワーの罪と罰。

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 今をさること86年の昔、イタリア北部の氷雨が降るクローチェダウネ峠にて、ある男が激しく憤りました。
 憤った男は後に神となるのですが、その礎として世に生み出されたのがスキュワーなのは当然ご周知ですね。
 最もお手軽なドレスアップパーツとして誰もが交換を考えたことのあるスキュワーですが、アタシあたり、今回がほぼ初めてでして。
 (厳密にはすっげー昔、MTBかクロス用に買った記憶が残留してるが)
 今回、のむラボホイールには付いてこないという情報を入手し、あわてて街に繰り出し、ワゴンから引っこ抜いたのがコレ。
 そうですよ、だからWRコンポジティでもコントロールテックでもKCNCでもないマジックギアなんですよ。
 YES派とNO派にくっきり分かれる軽量スキュワー、はてさてどんなものか・・・・・



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 うっほほお、軽っ! 前後ならおそらく50ちょっとでしょうねえ。 は? なして前後セットで計らないんだって?
 それには当然、大きな理由があるんですよ。
 《後輪を外してスキュワー持ってくるのはめんどくせえ》
そうだよめんどくせえよだいたい後輪外したらさやかをコンクリに寝かさなきゃなんねえだろそんな酷い仕打ちは許されねえよ後輪用なんてちょっと長いだけなんだから二倍して多少色つけりゃわかりゃしねえよあーめんどくせえ。 何? めんどくせえならわざわざこんな記事始めなけりゃいいだろってどーせ誰もマジに読んじゃいねえだろって? うっせえなあオレが好きでやってんだからいいじゃねえか何ならここでヤメにして続編は非公開にしてもいいんだぞこんにゃろお!  そーなったらそーなったでどーせたいした結末じゃないのを知りつつも歯に食いカスがはさまったように「いずい」くせに!


   ・・・・・・・、えー。 多少、荒れてしまってるようです。 気を取り直して、進めます。


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 ルミちゃんのゾンダについているカンパ純正です。 重いですねえ、倍以上ですよ。



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 はい、こちらはラムさんのゾンダについてるかむぱねうろ純正です。 イボイボがたまりませんなあ。
 ぎゅっと締めたら思わず昇天、いやいや、玉当たりが変わっちゃいそうな、いやいやいや!
 どうにもシモのスパイラルから抜けられませんが、呑んでるワケではないんですよ。
 ここまで頑丈だと、多少歪んだクロモリのエンドも修正できちゃいそうな保持力を持ちますけどね、前後だと100gはラクに重い。
 あ?一般的でねえだろシマノの出せって? ばっきゃろおコレばっかはカンパがオリジナルだろが!
 大サービスで教えちゃるとなあ、ナナヨンヂュラで90gだよ。 は?現行? 知らねえよ持ってねえもん。 リンダはマビックだからよ。



  ・・・・・・・、と、言ったわけで、60~100gの軽量化はバカにならないよな。
 それが工具一切ナシでできるのが定番お手軽パーツの王道たるユエンだわな。
 さて、そのデメリットはといいますと・・・・・・・そんなトコ軽くてもたいした意味ない。
 おんなじ車輪の構成部品とはいうものの、タイアやリムと違ってこれっぽっちも回転しないトコだから、
 本当に「車重が100g」以上の効果がないの。 しかも重心の軸にもとても近いので、サドルが100g、よりも意味がないのよ。
 まあそれは「メリットがほとんどない」って話なんだけど、もう一つの話は、明らかなデメリット。
 保持力が大きく低下しちゃうんだわ。 これは、結合剛性がウンヌンとかいうハイレベルな話以前に、「もがいたらハブがずれる」w
 後輪のハブがずれてタイアがチェーンステーにこすれるんだからひどい話だわww
 レバーおもっきり固く締めてとりあえずは事なきを得てるけどね。 ま、所詮はチタンとアルミ、鋼鉄ほどの頼もしさはないよなあ。
 このへんが、「わかってる奴は純正」の格言の元と言うトコでしょうかね。 オイラも今まで導入に積極的でなかったのも。



 しかしだねえ。 自転車は趣味の乗り物ですから。 つけてみなきゃわからない効能もあるんですよ。



 羊蹄一周、すなわちそれはTT。 過去の自分と対峙して、現在の格を知る儀式。 やすやすと負けるワケにはいかない。
 平地をコンバットスピードで回し続ける己の前に突如立ちはだかるのは、通称「壁」。
 「どーする、さやか?」
 「私を誰だと思ってるの? 当然、『基本はリズムキープ』。」
 ギアもそのまま、ケイデンスもそのまま、「トツゲキーっ!!」
 ふんぐおおおっっ!! と腰を浮かせ、前のめりになってもがく。 負けるものかと地面をにらむ。

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 目に入るピンクに、何故だか、妙に、アガル。

 これが軽量スキュワーの最大の効能。 間違いない。 



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 ピンクに、アガル。 ああ人体の神秘。 煩悩を推進力に変える装置、それが軽量スキュワー。 夢のドレスアップパーツさ。
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# by denzi-a | 2013-04-09 00:49 | バイクばいくBike

早春物語。

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「おはよう、さやか。 とっても素敵だよ。」
「ああ、早春の羊蹄、私は初めての出会いですわ。 二大ビューティー、夢の競演ってとこかしら?」
「ううむ・・・・・・いや、台詞に嘘偽りがあるワケではないが・・・・・・ラムからもルミからも同様のことを言われたような・・・・・」



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「本年初の本格始動の今日という日に他の誰でもない私を選んでくれたのは光栄ですわ。
 天気も日中は保ちそうですし、昆布岳一周とかまいりましょうか?」




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「ところがだねえ・・・・・ビュープラ着くころにはすっかり曇っちゃって、なんなら一雨も覚悟かあ?状態。
 これは臨機応変な対応が必要だねえ。 一周は羊蹄にしときましょか? で、そのあとオプション追加で・・・・・」



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「じゃあまずはアタックですね! 私は今までそういう役割はなかったんで、ワクワクですわっ!!」
「いっ、いやあ、足できてないから。 スーパールミちゃんと一緒はさすがにむつかしいぞお・・・・・」



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「えー? AVで2km/も遅いだなんて・・・・・」
「うへー、そりゃ一緒にはならないって。 いいじゃないですか情緒担当なんですから。 今度ZIPP借りて再挑戦する?」



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「うーん、それで多少速くなっても、逆転はないでしょうしねえ・・・・・得意分野のほうが楽しいからやめときますわ。
 ところでどうです? クロノの切れ味は? 本気の走りから情緒の走りまでで、新しい私は見えました?」




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「うーん、去年型の特徴だった、巡航要求性の強さ、っつうのがなくなったねえ。
 やっぱありゃ、重いコンダラZONDA16Rの特性だったのかねえ。 
 クロノはもっと普通、っつうか、パンッ!とアタックしたくなる感じだねえ、反応がいいから。
 そしてダンシングが大好きになっただろ? 去年は前に伸びる高速ダンシングだけだったけど、今年は上に伸びるクライム型もこなすもんな。
 ダンシングも全ケツスイングダンシングから半ケツスライドダンシングからアナル固定ダンシングまで自由自在。
 特にこの半ケツスライドダンシングの決まりようったら見事だもんなあ。
 そしてペダリングのスイートスポットの広さは涙モンだし、驚きの低出力域までもこなすから。 登坂時速3.5kmなんて普通できないぜ、マジ。
 何より全域をしとやかに包み込む包容力は見事というより他ないもん。 これはもうさやかの最大の美点だなあ。」
「えー・・・・・・その中盤の謎の下ネタはいつかどっかで説明するんでしょうかね? 私じゃない娘の時にしてくださいね。」



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「あら。 こっそりメットも新調。 隠してたんですか?」
「いやー、これについてはねえ・・・・・・実物見たことないモン通販するのはダメだよな、ホント。
 レジモスっていいメットだわ、つくづく。 コイツが定価で買ったんだったら暴れたくなるわ。 半額でもまだ高いかも、なクオリティだぜ。」



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「女のコだってピンコ立ち!!」
「こらっ!!」



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「昼すぎてから多少回復。 羊蹄さんも再びの登場ですわ。 やっぱり山を見ながら走るのはいいですわね。」



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「うむ。 さすがは情緒担当。 後半のオプションの楽しませかたったらしびれっちゃうね、マジで。
 去年までのしとやかさが全てを支配している感に加えて、軽快なお転婆さ、まで手に入れちゃって。
 冷静にジャッジすれば、ほとんど全ての面でラムを上回っているんだろうなあ。」



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「あらそんな。 姉様にはハートとスピリットがまだまだ及びませんわよ。
 それでも情緒担当として、ルミやリンダには負けませんからねっ。 愛されるロードバイクの高みをめざして! いざっ!!」







  うーむ、満足満足。 さやかは大変おいしく育ちましたぞよ。 ああ、俺ってなんてしあわせ。 さて、更なるしあわせをいただくか。



 マスター。 コーヒー、山盛り。










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<あいよっ! 山盛り一丁!!>


 ・・・・・、ニセコ、サイコー。



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# by denzi-a | 2013-04-07 23:12 | バイクばいくBike

サクラサクカ?

 ここの所、どうにももうちょっとな天気が続く小樽だが、桜の咲き乱れる都から春がとどいた。



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 花びらのように美しく軽やかな車輪に、用意しておいた桜色のスキュアーを組み合わせ・・・・・



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 彼女に纏わせた。 きっと似合うはずだ。




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 なんと凛とした佇まい。



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 本当は、撮りたい場所があったんだ。 運命を感じるその場所で。 
 しかし。   旭展望台はこの時期雪の下でたどり着けやしないんだよ! 無念です、多喜二先生!!



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 見目麗しさは言わずもがな。 さて、大切なのほ踏んでどうなのか、だが。
 いけてる。 滅法いけてる。 コイツぁヤバイ。 リムが軽いんだ。だからスッと出るんだ。
 下りでね、ブレーキあててるでしょ? レバー離した瞬間スッと。
 んで、上りにかかって、軽いギアでカカカンとダンシングするとね。 クククンと上るんだよ。 軽い上に踏みに対してのレスポンスが抜群。
 気がついたら手宮駅まで降りて、最大勾配22%にはなぢブーで挑むアタシ。



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 コイツはねえ、去年までのさやかの印象をガラッと変えてしまいそうな予感。
 くわしいスペックはこちら。 のむラボ日記 アンブロシオ・クロノ編
 というワケで、カニ道楽蟹光線で有名な「のむラボ」さんに組んでいただきました。 当然ですがTVの通販番組では売ってませんよ念のため。



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 本日はロケ地の手宮公園近辺をちょろっともがくだけと言う、地元民じゃなきゃわかんないプチ地獄試乗でしたが、
 ぞくりとするような官能の片鱗を見せてくれました。
 ああ、早くニセコでビュンビュンしたいぜえーっ!!
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# by denzi-a | 2013-04-02 22:22 | バイクばいくBike


DENZIはしゃべるロードバイク、ラムさんの尻にしかれながらも 仲むつまじく暮らしていたのだが、ついピチピチのロードバイク、ルミちゃんも嫁に取ってしまった辺りから三角関係がこじれ始め・・・・・


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