ケダモノの嵐。
「へっへっへっ、ルミ、こっちに来るのだ。」
「なっ、何ですのお兄さま、朝っぱらからそんな目を血走らせて! こわい! すっごくこわいわ!!」
「ええい、うるさい! とっととそれを剥ぐのだ! あーくそ、まどろっこしい! 力づくで剥ぎ取ってくれるわ!!」 ベリベリベリッ!
「あーん! 乱暴はやめてー!!」
「いよーし、今度はこいつをはめ込んでやる! うぉりゃあああああ!!」 ミチミチミチチ!
「いやーっ! 無理よ無理! ちゃんと濡らしてくれないと入らないってばー!!」
「ええいっ! 抵抗するんじゃねえ!! ふんぐぬぉおおおおおっ!」 バクン!!!
「やーん、ひどいわひどいわケダモノよお! あーんあんあん!!」
「ひっひっひ、泣こうがわめこうが入っちまったらこっちのもんよ!
よーし、ふくらましちゃる! 激しいピストン運動でつめこんじゃるぜ!!」 へこっ! へこっ! へこっ! へこっ!!
「ひいいいいーっ! ルミ、もうダメーっ!!」 パインパインッ!!
「あーいてえ。 指の皮、はげちゃったよ。」
「もー、大騒ぎなんだから! もっとうまくなってくださいよ、タイヤ交換くらい! さ! 行きますよー、デートデートぉ!!」
*********************************
てなワケでニュータイアだ。 ユッチンソンのフュージョン3チューブレス。
現時点でチューブレスのベンチマークと言われてる名品よお! さてどこで遊ぼうかあ?
とりあえず奴さんに乗って出発。 しかしもう11時半だし、遠出はやってらんねえなあ。
まずは赤井川からデッパツで、銀山~然別~余市か? いや、どうせなら樺立峠越えるかあ。
そんで倶知安~稲穂峠~・・・・・・ 、いやいや、別に稲穂越えなくても樺立戻ったほうがいいよな?
んじゃ、倶知安でコーシー飲んで・・・・・、待て待て、もう一越え欲しくねえ?
だったらニセコヒルクラして・・・・・また山三昧? やめとこ。 壊れちゃうわい、足が。
つうことで、樺立~羊蹄ぐるり~樺立でケテーイ! はい拍手ー!!
・・・・・・・というようにルートファインディングは臨機応変に行われるのだ、いつも。
「つうワケでばひゅんと樺立を獲り!」
「夏のニセコを満喫満喫!」
「それで、おニューのおタイアはいかがですの? お兄さま?」
「いいねえ。 ソリッドでダイレクト。 しなやかでやさしくも軽い。 さすがはベンチマーク。 一枚上手ですな。」
「ま、推奨エア圧が7.0~8.7kと、IRCトップシークレットの6.0~8.0kと比べるとちょっと高めですからね。
IRCは6.5~7.0で走ってたけど、今回は8.0でのスタート。 軽さとソリッド感は+1.0k分かな?
それでもショックのいなしやグリップ感も互角以上ですもんね、いいですわん!
そして微舵域での反応のキュキュンと来るリニアさがスッテキー! ルルン!!」
「そしてたまらんのが30km/h近辺でときたま入る超伝導ゾーン! まるで走行抵抗がないかのような転がり!
うひょーが出るもん! こりゃクリンチャーには戻れないよなあ・・・・・」
「とか何とか言いながら、ワリとペース、落ちてませんか? 機材がイイのにヒトがダメー。 ダメダメー。」
「だってえ、アチイんだもん! ポイントごとに全力で冷却しちゃらないと、ぶっ倒れますがな。 くああ、しゃっこい水がめちゃウマイ!!」
「それじゃま、ピシッ!と冷えていながら炭水化物もオッケエの補給と行きますか!」
「こらこらオジサン、どんぶりにカメラ突っ込んで何やってるの?」
「だってえ、てろてろのつるつるのもちもちなんだもん!」
「続いては、ガツンと一発かましますよっ!!」
「うわあぅっ! ノッカウッ!!」
「さーて、内も外も多少涼しくなったし、もいっちょ越えまっかあ!」
「さすがに今日はスッキリ羊蹄さんはナシですなあ。」
「ふんぬっ!」
「ばひゅーん!」
「りゅりゅーっ!」
「ぺかーん!」
「きょおおう、わわわっ、わっ!」
「うぬぬぬぬぬ、ぐっ!ぎっ!がっ!!」
「ふにににに、へほ、えほ、ねほ!」
「ぐへへへへ~、きょおもゲンカイ、もおだめマン。」
やっとこ赤井川までたどりつき、熱中症で頭痛がガン。 温泉で塩と脂を流し、家に帰ってガレージにまずルミちゃんを・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「あ?あら?ルミちゃん、どおして前輪がないの???」
「・・・・・・・・・・・・・・・!」
「げげーっ! ヤバイヤバイ! どおしよお!!
どーしよお、ラムぅ!!!」
「どーしよおもこーしよおもあるかっ! とっとと戻れ!!
全開で冷や奴を飛ばして拾いに行くっちゃーっ!!
もしもルミの前輪に何かあったりしたら!!
電撃リンチじゃ済まないっちゃよーっ!! 覚悟おしっ!!!!」
ぐわわーっ! もう疲れたとかはらへったとか言ってられん! 行ってくれい、奴さん!!
んでも、温泉でぐったりしたりでかれこれ3時間くらいか? 駐車場の真ん中に!
それに確か奴さんに立てかけといてだから・・・・・踏んづけて歪んだりとか!
ありうる! じゅーぶんありうる!! おお!神よっ!!!
30分後。 赤井川・都の公園駐車場。
・・・・・、ありました。
しかも無傷。。。
ありがとう、赤井川。 いい町だ。
「なっ、何ですのお兄さま、朝っぱらからそんな目を血走らせて! こわい! すっごくこわいわ!!」
「ええい、うるさい! とっととそれを剥ぐのだ! あーくそ、まどろっこしい! 力づくで剥ぎ取ってくれるわ!!」 ベリベリベリッ!
「あーん! 乱暴はやめてー!!」
「いよーし、今度はこいつをはめ込んでやる! うぉりゃあああああ!!」 ミチミチミチチ!
「いやーっ! 無理よ無理! ちゃんと濡らしてくれないと入らないってばー!!」
「ええいっ! 抵抗するんじゃねえ!! ふんぐぬぉおおおおおっ!」 バクン!!!
「やーん、ひどいわひどいわケダモノよお! あーんあんあん!!」
「ひっひっひ、泣こうがわめこうが入っちまったらこっちのもんよ!
よーし、ふくらましちゃる! 激しいピストン運動でつめこんじゃるぜ!!」 へこっ! へこっ! へこっ! へこっ!!
「ひいいいいーっ! ルミ、もうダメーっ!!」 パインパインッ!!
「もー、大騒ぎなんだから! もっとうまくなってくださいよ、タイヤ交換くらい! さ! 行きますよー、デートデートぉ!!」
*********************************
てなワケでニュータイアだ。 ユッチンソンのフュージョン3チューブレス。
現時点でチューブレスのベンチマークと言われてる名品よお! さてどこで遊ぼうかあ?
とりあえず奴さんに乗って出発。 しかしもう11時半だし、遠出はやってらんねえなあ。
まずは赤井川からデッパツで、銀山~然別~余市か? いや、どうせなら樺立峠越えるかあ。
そんで倶知安~稲穂峠~・・・・・・ 、いやいや、別に稲穂越えなくても樺立戻ったほうがいいよな?
んじゃ、倶知安でコーシー飲んで・・・・・、待て待て、もう一越え欲しくねえ?
だったらニセコヒルクラして・・・・・また山三昧? やめとこ。 壊れちゃうわい、足が。
つうことで、樺立~羊蹄ぐるり~樺立でケテーイ! はい拍手ー!!
・・・・・・・というようにルートファインディングは臨機応変に行われるのだ、いつも。
IRCは6.5~7.0で走ってたけど、今回は8.0でのスタート。 軽さとソリッド感は+1.0k分かな?
それでもショックのいなしやグリップ感も互角以上ですもんね、いいですわん!
そして微舵域での反応のキュキュンと来るリニアさがスッテキー! ルルン!!」
うひょーが出るもん! こりゃクリンチャーには戻れないよなあ・・・・・」
「だってえ、てろてろのつるつるのもちもちなんだもん!」
「うわあぅっ! ノッカウッ!!」
やっとこ赤井川までたどりつき、熱中症で頭痛がガン。 温泉で塩と脂を流し、家に帰ってガレージにまずルミちゃんを・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「あ?あら?ルミちゃん、どおして前輪がないの???」
「・・・・・・・・・・・・・・・!」
「げげーっ! ヤバイヤバイ! どおしよお!!
どーしよお、ラムぅ!!!」
「どーしよおもこーしよおもあるかっ! とっとと戻れ!!
全開で冷や奴を飛ばして拾いに行くっちゃーっ!!
もしもルミの前輪に何かあったりしたら!!
電撃リンチじゃ済まないっちゃよーっ!! 覚悟おしっ!!!!」
ぐわわーっ! もう疲れたとかはらへったとか言ってられん! 行ってくれい、奴さん!!
んでも、温泉でぐったりしたりでかれこれ3時間くらいか? 駐車場の真ん中に!
それに確か奴さんに立てかけといてだから・・・・・踏んづけて歪んだりとか!
ありうる! じゅーぶんありうる!! おお!神よっ!!!
30分後。 赤井川・都の公園駐車場。
・・・・・、ありました。
しかも無傷。。。
ありがとう、赤井川。 いい町だ。
by denzi-a
| 2011-07-16 23:26
| バイクばいくBike