バラバラ。
「さてと。 そんなワケで。」
「・・・・・・・、ずいぶんと思いっきり端折るじゃないですか病弱者。 せっかくの浜益だったというのにドタキャンの謝罪とかは何もナシですか?」
「言うてもしゃあないじゃん、夏風邪はしぶといんだし。 まだ調子がわりんだもん。 さてそんな中の火曜日でしたが。
そんでも乗りたい欲求はあるもんだし。 んじゃまあ前から気になってたトコに行ってみっぺか?」
「どーして今まで先延ばしにしてきたんですか?」
「うーん、何度もクルマでは通ってるんだけどもさ、8割方が夜中とか吹雪とかでさ、えらくつらい道なんだと思ってたのさ。
ところがこないだルートラボでチェックしたらば、50kmくらいなんだっていうじゃん。 したら往復で100kmでないのさ。
そんくらいならなんとでもなるかと思ったらムラムラと走ってみたくなったのさ、はいさ。」
「アンタいったいどこの人? まーいーですわ、メシだけ切らさないようにして、さあしゅっぱーつ!」
「・・・・・、とっとお! その前にご本尊様にご挨拶ご挨拶・・・・・・」
「へ? ご本尊様??」
「道中の無事を何とぞお願いいたしますっ!!」
「・・・・・・・・・・、うわちゃー・・・・・・・・」
「・・・・・、それで? ちゃんと3ケタ走れるくらいには回復してるんですか?」
「・・・・・・、うーむ、それがようワカラン。 土曜日の時点では日曜にぶり返すなんて思いもしてなかったのに、
実際フタあけたら一日寝込んでたような有様だったしなあ・・・・・」
「うっわあ、これはまたずいぶんと・・・・・」
「・・・・・、わかりやすい不合格ですねー。」
「百合って、名前のイメージとビジュアルに齟齬がありすぎですよねー。」
「まあどう見ても肉食系だわな。 鬼とついて麗しいのはユリのほかにはウチのお姉さま位のモンだからな。」
「ところで体調のほうはどうなんですの? ちゃんと走れそうですか?」
「うーん、それが何つうか、バラバラ。 足のほうは全然元気で、行こう行こうというカンジなんだが、肝心の胴体はっつうと、
何かこう芯の辺にスキッとしないもやもやが残ってて、これが汗かけば飛んでくモンなんだか膨れ上がるモンなんだかイマイチつかめず
探り探り状態だし、目線はっつーと景色を楽しむというよりは目前の地面をずーっと流してるだけだし、
肝心のオツムはというとまるで別のことをずーっと考えてるという上の空状態。 かなり定まってないよなあ・・・・・」
「んもーしっかりしてくださいってばー! 身体中の全てを一点に向けて集中させてこそロードバイクは美しく走れるんじゃないですかー!
そんな散漫ではちっとも美しくありませんわん!!」
「うぃす、お言葉ごもっとも。 徐々に整合はとれてきておりますですがね。」
「しかしまあ、改めて走ってみると、それほどつらくもない代わりにワリと単調でもあるな。 フェバリットに認定できるほどじゃないか。」
「こんな道でもハンコは押せませんか。 けっこ厳しいんですねw」
「うーっし、島ノ下駅、到着、と。 水分だけたんまり仕込んで、戻るとすっか!]
「えー? せっかくここまで来たんだからデリスでプリンプリンは??」
「だってよお。 ルミちゃんが本当に食べらるんならイイけど、実際食うのは華のないオサーンだからなあ。」
「あーあ、つまんないの。 3ケタ走って自販機だけだなんて、男塾並みに華がないわ。」
「またまたあ、こういうストイックなのは得意でしょ? 緑だけはがっつり濃いーから堪能しちゃってねん。」
「ふーんだどおせ体育ちゃんですよーだ。」
「そーふてくされないでよお、ほら、ゲージツの香りもちゃんとあるでしょん?」
「ルミ、ちらっとしか写ってないしー。」
「ほんじゃま、バキッと独占で!!」
「またジャイ子? 雨祟り再びにしてあげよっか?!」
「うへえそれはもうカンベンだあ~・・・・・・・」
ワリとあっさりだ。
というワケでとりあえず走れるのは走れてるんだが、えらくノドのリンパが腫れたりしちゃってるのはモツ10一気のせいか?
まあ一つだけ言えるのは、ロードバイクというのは幸せな乗り物だと。 やっぱりコレなんだと。
リハビリお付き合いありがとう、ルミちゃんLOVE! だと。
「・・・・・・・、ずいぶんと思いっきり端折るじゃないですか病弱者。 せっかくの浜益だったというのにドタキャンの謝罪とかは何もナシですか?」
「言うてもしゃあないじゃん、夏風邪はしぶといんだし。 まだ調子がわりんだもん。 さてそんな中の火曜日でしたが。
そんでも乗りたい欲求はあるもんだし。 んじゃまあ前から気になってたトコに行ってみっぺか?」
「どーして今まで先延ばしにしてきたんですか?」
「うーん、何度もクルマでは通ってるんだけどもさ、8割方が夜中とか吹雪とかでさ、えらくつらい道なんだと思ってたのさ。
ところがこないだルートラボでチェックしたらば、50kmくらいなんだっていうじゃん。 したら往復で100kmでないのさ。
そんくらいならなんとでもなるかと思ったらムラムラと走ってみたくなったのさ、はいさ。」
「アンタいったいどこの人? まーいーですわ、メシだけ切らさないようにして、さあしゅっぱーつ!」
「・・・・・、とっとお! その前にご本尊様にご挨拶ご挨拶・・・・・・」
「へ? ご本尊様??」
「・・・・・・・・・・、うわちゃー・・・・・・・・」
「・・・・・・、うーむ、それがようワカラン。 土曜日の時点では日曜にぶり返すなんて思いもしてなかったのに、
実際フタあけたら一日寝込んでたような有様だったしなあ・・・・・」
「・・・・・、わかりやすい不合格ですねー。」
「まあどう見ても肉食系だわな。 鬼とついて麗しいのはユリのほかにはウチのお姉さま位のモンだからな。」
「うーん、それが何つうか、バラバラ。 足のほうは全然元気で、行こう行こうというカンジなんだが、肝心の胴体はっつうと、
何かこう芯の辺にスキッとしないもやもやが残ってて、これが汗かけば飛んでくモンなんだか膨れ上がるモンなんだかイマイチつかめず
探り探り状態だし、目線はっつーと景色を楽しむというよりは目前の地面をずーっと流してるだけだし、
肝心のオツムはというとまるで別のことをずーっと考えてるという上の空状態。 かなり定まってないよなあ・・・・・」
そんな散漫ではちっとも美しくありませんわん!!」
「うぃす、お言葉ごもっとも。 徐々に整合はとれてきておりますですがね。」
「こんな道でもハンコは押せませんか。 けっこ厳しいんですねw」
「えー? せっかくここまで来たんだからデリスでプリンプリンは??」
「あーあ、つまんないの。 3ケタ走って自販機だけだなんて、男塾並みに華がないわ。」
「ふーんだどおせ体育ちゃんですよーだ。」
「ルミ、ちらっとしか写ってないしー。」
「またジャイ子? 雨祟り再びにしてあげよっか?!」
「うへえそれはもうカンベンだあ~・・・・・・・」
ワリとあっさりだ。
というワケでとりあえず走れるのは走れてるんだが、えらくノドのリンパが腫れたりしちゃってるのはモツ10一気のせいか?
まあ一つだけ言えるのは、ロードバイクというのは幸せな乗り物だと。 やっぱりコレなんだと。
リハビリお付き合いありがとう、ルミちゃんLOVE! だと。
by denzi-a
| 2012-06-28 23:08
| バイクばいくBike