ルミちゃんの、ふるさと探訪記。
「おにーさまっ! どおして? どおして今日10月8日はルミの日だというのに稼業とかに精出しちゃってるんですかひどーい!!」
「は? ルミの日?? お前誕生日は2月か3月でなかったっけ? 秋はちょーっと違うだろ?」
「だーかーらっ! 10月8日はたいくの日じゃありませんかっ!!」
「え? 体育って・・・・・10月10日でなかったっけ?」
「この昭和野郎! そんなヤツには21世紀枠は用意したげません!!
もーいいです!間をとって明日9日! 火曜の休みでしょ? たいくにふさわしくがっつりヤってもらいますからね! 早起きでいきますよっ!!」
「ほーら早起きはステキですねえ! 美しい羊蹄さんもさらにこれですもん! でも今日は羊蹄さんじゃないんですよん!
さらに南の湖のほとりへとまいりましょっか!!」
「おおー、いいですなあ洞爺ですか。 これは上りもないことですし、
のんびりと彫刻やオブジェと記念の撮影でゲージツの秋を堪能しましょっか!」
「えっとおルミちゃんさん? いつもの水の駅ではないんですか?
そうべつサムズってずいぶん下りちゃって、しかも多少湖畔でないですけども・・・・・」
「ああ林檎ちゃん林檎ちゃん、それは罪深き果実・・・・・ どこ行くのかなあ・・・・・・」
「パンパカパーン! それでは発表しまーす! 本日のこの良き日にルミが目指すのは・・・・・お姉さまのふるさとでーっす!」
「はあ? イタリヤ? 北海道のイタリヤ?? わかんねえなあ? ・・・・・・、つうと、宇宙のほうか? それまたむつかしい・・・・・???」
「ええいっ、この期に及んで往生際のワリイ奴め、いーかげん観念しやがれってんでえ!!」
「だーっ! それかっ! そーゆー企みかーっ!! この悪魔ーっ!!!」
「ちきしょー、食うぞ。 たんまりヤる分しっかり腹に詰めなきゃもたねえもん。」
「おっ、いいですねえ。 もりもり食べてしっかり燃やす人、ルミ、ダーイスキ!!」
「上るねえ。」
「上りますねえ。」
「上るったらないねえ。」
「上っちゃいますねえ。」
「・・・・・だからナンボ上らすワケ?」
「きゃーんスッテキーお兄さま、ルミ、キュンキュンよーん!」
「悪魔ーっ!」
「ずいぶん写真撮る余裕あるんですねーw」
「・・・・・、ぜへへ~、でへへへ~・・・・・・、おいおいおいおい何なんだよこの殺風景なてっぺんは?
人を延々800m以上も上らせといて、山岳賞のカンバンの一つくらい用意しとけってんだよ。 記念の撮影もままならねえじゃんかよお。」
「いーじゃないですかあ、誰に見せびらかせなくても、ルミだけはしーっかりとね! きゃん! しーあわせっ!!
さーっ! バキュンと下ったらお姉さまのふるさとですわよーん!!」
「ぐわーっ! バキュンあっぶねーっ! カーブはタテ溝ざんまいだわトンネルの出入り口には排水溝が深いわ、おっかねーことこの上ないわい!
あー、ZONDAでよかった。 ZIPPだったら壊してたかも。 オロフレ登別側下り、要注意だぜい、諸君!!」
「きゃーん! 間違いないわー!
チェレステの鬼!
おねーさまそっくりーっ!!」
[おいコラーッ!
そんな誤解を招くようなーっ!!」
「ほーらほら! お義父さまなのかしら? それともお義兄さま? ちゃんとご挨拶しないとねーダーリンさん?」
「いっ、いやあのその、至らないワタシではございますがいつもごちそうさまで・・・・・(滝汗)」
「あー楽しかった! お兄さまったらカチンコチンなんですもん!」
「・・・・・・・オマイって時々、ものっそいイジワルだよな。」
「きゃん出たーっ! 鹿部はコッチだーっ! 色は赤いけどこっちのほうが『とーちゃん!』なイメージですわねん!!」
「いやーんもおこのアングルだとほとんどかいじゅうー!! ほらほらダーリンさん、ご挨拶ご挨拶!!」
「はっ、はひーっ!! おっ、おとおさま。 いつもラムぅ、いや、ラムさまにはいぢめていただいてそれはもうこの上なき幸せで・・・・・・」
「こんにちはー、現妻のルミでぇーす! 前妻のお姉さまにはいつもお世話になってて・・・・・」
「コラー前とかヤメレー!!」
「はーマヂで殺されるかと思った、オマイどーしてそんなに悪魔なワケ?」
「ヤダん、キャワイイもんでしょ? ところでお兄さま、コレ何ですの? プロムナードハンドルにしてはえらく前に出戻ってますけど・・・・・」
「あー? アレだろアレ。 深曲がりドロップを天返しステムで通勤用に返してんだろ?」
「えー? ピスト? にしては頭管と立管が寝まくってません? リアセンターもえらく長いし・・・・・もしかして小径?」
「おおそおかジャリテンのジオメトリーに近いな。 それなら頭管の長さもハンガー下がりのなさもナットクだが・・・・このちっけえサドルは?」
「アダモとか使ってるんじゃないですか? ペダルはスピードプレイかなあ・・・・・?」
「・・・・・・うーむ、いつまで続けるんだこのアルアルなマニヤ話・・・・・」
「さてお次のふるさと探訪ですが・・・・・街中はイマイチ匂いがしませんねー。」
「へ? 次は何のハナシだ?」
「どっちかったらお兄さまの?」
「・・・・・・・、変態 電磁の 居所、か?」
「あらん! やっぱりそーゆー街! ケルビムハケーン!!」
「・・・・・・・・・・・・、大きな間違いです。」
「おっ? だんだんイメージに近くなってきましたよっ!」
「・・・・・・・、もしやそのココロは・・・・・・・、鉄の街?」
「ほーらーっ! やっぱりだわ! あの二人のふるさとよっ!!」
「超大型マシンの投入口から鉄鉱石とボーキサイトをガラガラと投入して電気をビリビリと流せば、
お姉さまとかさやかとかがベルトコンベヤーに乗って次々と量産されるのねー!!」
「あーなんてインダストリアル! 小粋なパリジェンヌがカーボンプリプレグをペタペタ貼って手作りされるルミとは、生まれが違いすぎますわん!」
「オマエ、どこまでステレオタイプの偏見ちゃんなの?」
「はーい、やっぱりルミは海がスキ! なーんかひっさびさの青い海でーっす!!」
「それはチミが山ばっか行きたがるからでしょ?」
「あー、ルミもステキな外国船に乗って旅がしたーい!」
「その間ずーっと走れませんけどお?」
「あらん! 本日のゴールは近いじゃありませんかん!」
「んー、しかしなんとなくハラへっちゃったなー。 オロフレさんやっつけてパン二個だけだもんなー・・・・・」
「おっ、なんか匂うぞ! ちょっと軽く補給してかない?」
「えーっと・・・・・・メニューに軽いものが一切ないんですけど。」
「・・・・・、がっつり。」
「ほーらーっ! シズル感シズル感!!」
「ううう・・・・・、結局皿に一番シズル感がある・・・・・むつかしいなあグルメフォトって・・・・・・」
「・・・・・それよりこんながっつりイっちゃってだいじょぶなんですか? ちゃんと足回るのー??」
「うーん終わった。 終わったよおまるで足回んねえよおお・・・・・・」
「・・・・・なんか危険な香りの漂う樹木ではございませんこと?」
「結局手撮りが一番シズルしてんですね。」
「踏んづけないでちょうだいね。 パンク寸前なのは腹だけで充分だから。」
「うおお。 マジきついわコレ。 上ると吐きそお。 しかしこの道・・・・・」
「この981号って本当に道道なんですか? ロードバイクが通れるギリギリの道なんですけど・・・・・・・」
「地図で見てもらえるとわかっけど、迷わね?ってくらいぐねぐね枝別れしてんだけどさ、実際迷わないの。
だってさ、かろうじて舗装乗っかってんのは981だけで、枝道は全部ダートのあぜ道w
ナビ持ってなかったら絶対通ろうとしないよなー。」
「あーあ、これじゃアベレージの回復なんて無理無理ですねー。 ま、トンバーグの時点で終了しちゃってたから腹ごなしの散歩ってことでOKかな?」
「うん、ラストに余韻を残すことで楽しかったという記憶が残るのよ。 たとえそれまで8割がつらかったとしてもだね。」
「そこまで攻めてもいなかったじゃないですか前半だってw でも初めての道は楽しいですよねー。 ドキドキワクワクがたまりませんわん!」
楽しく走ろうオロフレ路
気がつくとまだ未踏であったオロフレさん。 調べたらなかなかの強豪であったオロフレさん。
しかしルミちゃんにかかればパパパのチョイナ。 記事向きの「お色気」もたっぷりで、なかなかの旅でございました。
「は? ルミの日?? お前誕生日は2月か3月でなかったっけ? 秋はちょーっと違うだろ?」
「だーかーらっ! 10月8日はたいくの日じゃありませんかっ!!」
「え? 体育って・・・・・10月10日でなかったっけ?」
「この昭和野郎! そんなヤツには21世紀枠は用意したげません!!
もーいいです!間をとって明日9日! 火曜の休みでしょ? たいくにふさわしくがっつりヤってもらいますからね! 早起きでいきますよっ!!」
さらに南の湖のほとりへとまいりましょっか!!」
のんびりと彫刻やオブジェと記念の撮影でゲージツの秋を堪能しましょっか!」
そうべつサムズってずいぶん下りちゃって、しかも多少湖畔でないですけども・・・・・」
「はあ? イタリヤ? 北海道のイタリヤ?? わかんねえなあ? ・・・・・・、つうと、宇宙のほうか? それまたむつかしい・・・・・???」
「だーっ! それかっ! そーゆー企みかーっ!! この悪魔ーっ!!!」
「おっ、いいですねえ。 もりもり食べてしっかり燃やす人、ルミ、ダーイスキ!!」
「ずいぶん写真撮る余裕あるんですねーw」
人を延々800m以上も上らせといて、山岳賞のカンバンの一つくらい用意しとけってんだよ。 記念の撮影もままならねえじゃんかよお。」
さーっ! バキュンと下ったらお姉さまのふるさとですわよーん!!」
「ぐわーっ! バキュンあっぶねーっ! カーブはタテ溝ざんまいだわトンネルの出入り口には排水溝が深いわ、おっかねーことこの上ないわい!
あー、ZONDAでよかった。 ZIPPだったら壊してたかも。 オロフレ登別側下り、要注意だぜい、諸君!!」
チェレステの鬼!
おねーさまそっくりーっ!!」
[おいコラーッ!
そんな誤解を招くようなーっ!!」
「いっ、いやあのその、至らないワタシではございますがいつもごちそうさまで・・・・・(滝汗)」
「・・・・・・・オマイって時々、ものっそいイジワルだよな。」
「はっ、はひーっ!! おっ、おとおさま。 いつもラムぅ、いや、ラムさまにはいぢめていただいてそれはもうこの上なき幸せで・・・・・・」
「コラー前とかヤメレー!!」
「ヤダん、キャワイイもんでしょ? ところでお兄さま、コレ何ですの? プロムナードハンドルにしてはえらく前に出戻ってますけど・・・・・」
「あー? アレだろアレ。 深曲がりドロップを天返しステムで通勤用に返してんだろ?」
「えー? ピスト? にしては頭管と立管が寝まくってません? リアセンターもえらく長いし・・・・・もしかして小径?」
「おおそおかジャリテンのジオメトリーに近いな。 それなら頭管の長さもハンガー下がりのなさもナットクだが・・・・このちっけえサドルは?」
「アダモとか使ってるんじゃないですか? ペダルはスピードプレイかなあ・・・・・?」
「・・・・・・うーむ、いつまで続けるんだこのアルアルなマニヤ話・・・・・」
「へ? 次は何のハナシだ?」
「・・・・・・・、変態 電磁の 居所、か?」
「・・・・・・・・・・・・、大きな間違いです。」
「・・・・・・・、もしやそのココロは・・・・・・・、鉄の街?」
お姉さまとかさやかとかがベルトコンベヤーに乗って次々と量産されるのねー!!」
「オマエ、どこまでステレオタイプの偏見ちゃんなの?」
「それはチミが山ばっか行きたがるからでしょ?」
「その間ずーっと走れませんけどお?」
「んー、しかしなんとなくハラへっちゃったなー。 オロフレさんやっつけてパン二個だけだもんなー・・・・・」
「・・・・・それよりこんながっつりイっちゃってだいじょぶなんですか? ちゃんと足回るのー??」
「・・・・・なんか危険な香りの漂う樹木ではございませんこと?」
「踏んづけないでちょうだいね。 パンク寸前なのは腹だけで充分だから。」
だってさ、かろうじて舗装乗っかってんのは981だけで、枝道は全部ダートのあぜ道w
ナビ持ってなかったら絶対通ろうとしないよなー。」
「そこまで攻めてもいなかったじゃないですか前半だってw でも初めての道は楽しいですよねー。 ドキドキワクワクがたまりませんわん!」
楽しく走ろうオロフレ路
気がつくとまだ未踏であったオロフレさん。 調べたらなかなかの強豪であったオロフレさん。
しかしルミちゃんにかかればパパパのチョイナ。 記事向きの「お色気」もたっぷりで、なかなかの旅でございました。
by denzi-a
| 2012-10-12 00:26
| バイクばいくBike